夏瀬温泉 [温泉]
新年、成人式もすぎて急に寒くなりました。
いままで旅した所を書いておかなければ忘れてしまうと思って去年から書き始めてやっとアップです。
温泉に行くときは、「一軒宿」に宿泊。
一軒宿といっても お湯がよくて湯治部も併設している宿から豪華な宿まで多々あって、
たいていは山道を登っていくような場所にあり、宿の方にお迎えに来て戴く。
山道のあまりのこわさに 緊張で車に酔えない時や、
大人なのに夜中一人でトイレに行かれない宿もあったし(なんとなく怖かった・・・)
大雪で屋根が壊れて木っ端の浮かんだお風呂に入ったり、(入ってよけけばどこでも入る)
自分たち一組しか泊まっていない事も何度かあり、忘れられない思い出がいっぱい。
「一軒宿」の他に「予約が取りにくい宿」も夫のテーマらしく、
予約がとりにくい・・・・・は、たいてい部屋数が少なく、だから予約もとりにくい訳かな。
12月初めに行ったのは、夏瀬温泉で贅沢な一軒宿でした。
昨日までは降っていなかったという雪の中、角館に到着しました。
私は初めての角館、武家屋敷の岩橋家 ↑ というお家で語りをきいて
その後、寒いので撤退。 お昼を普通のレストランで戴いたけれど
おいしかった。鴨鍋や比内地鶏の料理だった。 熱燗であたたまった。
私と違って東北は観光し尽くしている夫は、特に見たいところはないらしい。いつも・・・
観光より宿でのんびり派、夏瀬温泉「都わすれ」へ。
ロビーの雰囲気もサービスも良かった。
一軒宿ではあるけれどひなびた感じではなく、おしゃれ。
ご自由にどうぞと置いてあるフルーツやコーヒー用の食器も素敵。
おかみさんの好きな物を年代にこだわらず使っているのであろう食器をみるのも楽しかった。
↑ 部屋の露天風呂。ほかに大浴場と、残念ながらこの日から冷たくて入れなかった大きな露天風呂(貸し切り)あり。
↑ 朝食、何種類かお好みでの焼き魚がでてきたり、卵焼きなどをお好きなだけどうぞと選ばせてくれたり、
豪華な朝食でした。他に生野菜や生卵もカウンターにあり、お好みで。
竹の筒はおいしい湧き水。酒ではありませんが、お酒も注文しました。
チェックアウト後は宿の車で駅まで送って頂き
米沢まで新幹線を乗り継いで、湯ノ沢温泉 時の宿すみれへ。
こちらは二度目、テレビがなく静かでぐっすりと寝てしまう宿。
部屋にお風呂はないけれど、大浴場と 貸し切り風呂2つ。
一軒宿で部屋数が少ない宿は、貸し切り風呂の予約で待つ事はあまりない。
今回はそうでもなかった。時々の 仕入れが関係しているのか・・・・・
料理人が違うのか・・・・・・・
リピータは多いようで帰りに予約を入れている方がいらっしゃいました。
何より私にとっては深い睡眠ができるお宿です。
9月の沖縄 [温泉]
9月のある日、「今月中に沖縄に行く?」と旦那。あまりにも急な話、
私の妄想では、会社に知り合いの旅行会社の方がやってきて
「だんな、お安くしておきまっせ、飛行機空いてるから」 と薦められた???
沖縄未経験の私は話に乗り無理矢理モチベーションを高め、慌てて旅行について調査。
沖縄→海→シュノーケル→青の洞窟・・・9月だけどokみたい・・・・・憧れの芭蕉布を見に行く・・・・・・・
わかったことは、沖縄は広く、以上の計画を遂行するには2泊3日では、ゆっくり出来ない。
なので、今回は那覇の近辺で。
とりあえず水着や着替えを詰め込んで出発。那覇についてまず行ったのは飛行場の端にある食堂。
ここは地元で働く人も行くところで、機械で食券を買う。沖縄フードを一通り堪能。アルコール類も。
この後、空港でワインの試飲にはまり、2ケースワインを注文。
そのワイン会社には店舗はなく、各家庭やレストラン他で試飲会をしての販売とのこと。
1泊目は海を気にしていた私への配慮かプール付きのリゾートホテル、
ホテル到着後、温泉付きの部屋へグレードアップを薦められた。
(海のそばだからかしょっぱい温泉だった)
すでにアルコール入りだし、雨模様、プールはパス 。
大きな浴場が二カ所、お土産のショッピングセンターもコンビニもホテル内にあり便利。
ホテルの周囲はリゾートっぽさは特になく目の前は入り江で倉庫があるような場所。
でも夜景はきれい。 部屋にはイスとテーブルのあるベランダ。
夕食はモノレールの駅の方まで歩き、地元のお酒とおつまみで。豆腐を発酵させた「豆腐よう」が美味。
泡盛のブレンド表示は継ぎ足しで何年ものか言い切れないためで他の混ぜ物をしているわけではない等
お話しをきき、一通り試飲し、一升瓶で度数の違うものを6本選ぶ。
前日は空港でワイン12本 (内6本はマグナムサイズ)、お届けをお願いしたので
もはや、お酒買い付けの旅。
古民家レストランで食事、庭を正面にしたテーブル席。屋根が興味深く室内からカメラを上に向けて撮ってみた。
2日目は便利な場所のビジネスホテル。夜は国際通り、修学旅行や国内外からの旅行者で 混んでいた。
この派手なリカちゃん風のマネキンがそのゴチャっとした雰囲気を表してる。
市場で新鮮な魚介類を選び2階の食堂街で調理も可能というところで
豪華な食材で夕食の予定だったが海外からの旅行者でいっぱいで叶わなかった。
国際通りからはずれて平凡なお寿司で夕食。関東にもお店があるチェーン店だった。
最終日、モノレールのフリーパスに気づいた。1日券と2日券があった。
ゆいレールというモノレールに乗って旦那希望の対馬丸記念館。疎開のため子ども達など多くの一般の人々が
乗っていたが潜水艦に攻撃され沈んだ。漂流して助かった方の証言などで平和の大切さや命の尊さを伝えている。
船は(犠牲になった人もきっと・・・)まだ海の中に沈んでいるが、とても費用がかかり引き上げは断念とのこと。
その後、ゆいレールで移動し、「本家新垣ちんすこう」のお店を訪ねたり
途中下車をして車窓から見えた免税店にはいってみる。
沖縄は国内唯一パスポートなしで 利用できるらしいと本で読んでいたけれど、
特に予定していたわけではない。いきあたりばったり・・・・・
普段はウィンドウショッピングに興味のない旦那、ここではめずらしくお付き合い。
ヴィトンでは、いろいろ見せてもらってしばし堪能。値段はデパートと変わらないそう、
でもでも種類が多く、新製品のバッグもたくさんの色が揃っている。目の保養
近くの台湾など海外からのショッピング客も多いのかな。
買ったのはいつも使っている化粧品、おまけとして頂けるサンプルがとてもお得感あり。
高いクリームも容器入り。新製品の口紅も小ぶりながら本物と同じ形でサンプルにしては量が多い。
そして台風が心配される中、無事に飛行機は飛び、台風とは関係のないところで多少揺れたものの
無事に帰宅。想像とは違っていた沖縄旅行。水着はいらなかった・・・・・・・。
銀山温泉 能登屋さん [温泉]
山あいの宿 [温泉]
今回は、私の肋骨快気祝い(まだ完璧ではありません)との事で
「中伊豆の静かな隠れ宿、船原温泉山あいの宿 うえだ 」
我が家のジャンル分けでは予約の取りにくい旅館です。7部屋のみで、広い敷地にあります。
駅からの送迎はありません。たまたまかもしれませんが、お客さんは皆様大人のご夫婦でした。
3カ所ありました。
←ここも貸し切りの広い露天風呂。
山の中の裸天国、お湯はぬるいですが
岩でしきってある暖かめの浴槽もありました。
「時忘れ」と銘うった宿とは反して
予約の時間にしばられちょっと苦痛かなと思いましたが、2回目の予約はあとから電話ですんなりと取れました。
予約は1カ所2回まで、一回40分とのこと。
今回は近めなので荷物も手抜きで余分なものは
持っていかず。しかし、アメニティグッズもシンプルで
化粧水などはありません。浴衣時の足袋は有料の
ようでした。 ちょっと後悔。
部屋は広く、3カ所もお花が生けられ、
造り込んだ庭も見えて、すがすがしい宿でした。
少ない人数で切り盛りしている感じで庭や建物の由緒もお聞きしたかったけれどきく事はできませんでした。
いつもの所は辞めて他の行列店に行きましたが、同じように
高額なのに「ファストフード感」、私は、もう行きたくありません。
静岡県は水がきれいで街の中を川や水路が通っていて、素敵なところです。
うなぎやさんからの帰り住宅街の中の川の整備された杭の上を歩いたり、
三島大社で陶器市をみたりしました。
かけがえのない普通の幸せを満喫しました。
以前行ったうなぎ屋さんは、相変わらず外で人が待っていて、
中国からのお客さんもいらしたようでした。
小田原にも寄りました。一時は通りに人がへって寂しくなった気がしましたが、
地下街が整備され、また活気がありました。
今回は干物は買わず、守屋のあんパンも買わず 帰ってきました。
静岡から担いでいる日本酒と陶器市で買ったお雛さまと箸置きが
重かったのです。
☆☆☆
この旅行のために「プチブライス」を買いました。
持ち運びに便利だし、カスタムもしてみたかったのです。
まずリサイクル品を買ったところ腰が割れていました。
結局、ネットで新しい物を買うことにして、ペアで2体、
この黒地の洋服を着ている子は、そのお店では最後の品。
そして私が買った後、残りのピンク地の服の子は値上げしていました。これが、「商い」というもの・・・・・かな。
温泉は今回もあっさり系でした。