喪主になってわかったこと ③ [生活]
この先、大変お世話になる事となった葬儀社の社員鈴木さんが後で話して下さったことには
病院の霊安室で私たちを見た時、いままで会った施主さんの誰よりも
私達の顔が全員真っ青で驚いた。とのこと。
式の途中で何度も大丈夫ですよと声をかけてくれたのは
そのせいだったと後で思いました。何かと気遣い下さり感謝です。
(急に喪主になった私には納得の感想ですが、後に妹に話したら、
みんな色白だからそう見えたんじゃない?とクールに答えた)
葬儀社は独立した3つの式場をもっていて、
その中でも地下から3階までの独立式会場を薦められました。
そして、そこは20年前に66才で亡くなった父の式を行った場所でした。
打ち合わせの中で「自治会の役員をやっていませんでしたか?」ときかれ、
その時は、特にないと思います・・・・・と答えました。
役員をやっていると会葬者が多いということらしいです。
このときの社員鈴木さんの問いが、あとで良くわかることになるのですが。
基本料金などの説明をうけ、料理やオプション、香典返しを選びます。
妹がお稲荷さんや巻物も食べたいといったので
料理代が少し安くなったような気がしました。
大トロ追加じゃなくてよかったです。
時間があったらしゃれた料理がでる会場なんて考えたかもしれませんが
もう、それどころではありません。
寿司桶やオードブルをテーブルにうまく配置できる量+追加もOKとのこと。
(本人も周りも急な事だったので葬式代の心づもりもなく時々クラクラしました)
祭壇や棺や骨壺のカバーの色、写真の額縁の色、選ぶものがいろいろ。
今は白ばかりではないのです。白、紫、ピンク、青・・・・・
他に湯灌コース、古式コース、メイクコースとエステみたいなコースもあります。
メイクだけお願いしました。
ちなみに夫の地元でお葬式に出席したとき、
湯灌は映画のように納棺師(女性二人) が、儀式を行い驚きました。
特にオプションをつけなくても納棺は普通に行ってくださるのですが。
香典返しは、余ったら引き取って下さり、ハガキは50枚単位で増刷。
葬儀の細かいあれこれを担当鈴木さんと決めていきました。
それから葬儀までの二日間、怒濤の準備が始まりました。
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